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奥のコソ道

池田ですが、イケイケではないです。イケてない方のイケダです

食欲最上級

もーね、肥えまくってんですけど。

体重とか「オレ、過去とか振り返らないタイプだから」っつって
上昇することしか知らないんですけど。

飛べない豚は、ただの豚、とか名言あるけどね

私自身は飛べないけど
フライ アウェイ!つって体重計の針だけは
メタボへの道へ一直線にぶっ飛んでる。

 

それに加えて、食欲の秋。
ほんと「限界を教えてー!」てくらい
欲望のままに生きすぎて

 

美味しい季節のものが食べたくて
スーパーでの買い物だけじゃ物足りなくなって

 

この度
芋ほり、とミカン狩りをしてきた

 

イモトアヤコが珍獣ハンターの名を欲しいままにしているけど
私だって、一狩りでも二狩りでも季節ごとに食べ物ハンターやってる。

てことで、行ってきたんだけど。

 


芋掘りって、幼稚園の時以来だったから
どんなもんなのか完全に忘れてしまってて。

 

手ぶらでできる 芋掘り


って検索してたからね

 

軍手とかね、必要なこととかも忘れてしまってて

戦地へはホントに手ぶらで行ってしまってて。

 


しかも前日に友達と「動きやすい服装だよねやっぱり」っつって
再三LINEしてたくせに


朝起きたときに手に取った洋服が
思いっきりスカートだったわけで。

もー何しに来たの?くらいな感じで行ってた

 

 

農家のおじさんに案内されて畑に着くと
そこは広々一面緑色のじゅうたん。

 


ほんとひろーい畑で感動してしまって

わぁーこれ全部お芋なんだー!って、はしゃいでいると

 

 

おじさんから一言

 

 

「そこは、キャベツ畑だー」って。

 


えー!きゃべつーーー!!イモドコー!
ってアタフタしてると

 

おじさんにキャベツと芋の区別がついてないことに苦笑された

 


ちょっ…え、、だってさ、「さつまいも掘りへようこそ!」みたいな旗がここに立ってんじゃん!
って思いながらも

 

恥ずかしさのあまり
芋を掘る前に、自分の入る穴を今ここに掘るのが先かな、と思った

 

 


イケてない
池田の日常

 

 

まぁ、このあと芋掘りしたんだけど
その話はまた別の機会にでも。

私にとっての運気が上がる場所

自分のことなのに

自分でもどうしたらいいか、わからない

自分の道なのに

どう進んでいいのか、わからない

 

 

そんな人生の迷い子としてね
デパートで館内アナウンスされてもいい

かなりの迷子なんだけど

同僚とね、仕事帰りに
ふと、占い屋さんの前を通りかかったからね

 


人生に迷うことに飽きた私たちは
師匠ー!なんかアドバイスをー!っつってね

 

もう転がるように入りました。閉店間際の占いの館に。

 

やってる?(のれんチラリ)って。

てか、電気も半分消されてたし
ほぼ閉店してて、全然やってなかったんだけど。

私たち、お店の扉も心の扉も
思いっきりこじ開けちゃったんだけど。

 

慌てて電気を付けようとする占い師に 「暗い方が、なんてゆーか…雰囲気でるんで、このままでお願いします」って
そっと、言ってみた。

 

オーダー通り、間接照明もここまで間接的か!ってくらいの薄暗い中
占い師が咳ばらいをしながら 「こんばんはー、マオリノでぇす」
って名刺を渡してきた

 

えーと、、私もね、人のことは決して言えないけど

占い師さんのね、顔立ち的に思いっきり産地日本て感じなの
全然マオリノってないの。

何人なの?って口が滑りそうになったし
マオさんなの?リノさんなの?って思ったんだけど

どーやら占い師の芸名みたいな感じらしい。

なるほど、と。

 

んでマオリノ先生、目の前に
大事そうな水晶を丁寧に出しながら
「さて、今日は何をみますか?」と言ってきたので
自分の方向性を迷っていること、を赤裸々に伝えた。


「じゃーここに名前と生年月日を書いてねー」って
言われるがまま書くと、
先生が、なんだかブツブツと言い出して

白い紙にいろいろな文字を書きだした

 


何を言われるんだろう…と
かなり、、ドキドキしながら
先生の顔を見た

 

これまで薄暗くて、よく見えてなかったけど
先生のまつ毛がね、たぶんつけまつ毛なんだろうけど

それで空を飛ぶつもり?ってくらい
羽ばたいているの。
バタフライまつ毛。
アシタカが迷ったって噂の、もののけの森が、目から出ている。

 


あとね、口紅が、、オリジナルの口よりも1.5倍増量されているというか
はみ出している、というか。
はみ出し刑事の柴田恭兵もそこまで はみ出てなかったよ?ってくらいの、はみ出し感。

先生の顔の各パーツの主張が強め。

 


まぁ、電気付けないでほしい、って言った手前
自己責任ってゆーのは認めるけども
薄暗いからね、若干ホラー要素が高めになってた。占いする場所なのに。

 


もうね、そっちがすげー気になっちゃって
きっと同僚も同じ気持ちでしょ?って横を見たんだけど
全然お構いなしに先生の言っていることに
うなずきながら聞いている風。

私だけ、負のスパイラル。

 

 

そんな感じの空気を遮るように、先生がやっと話し始めた。 「えー、、と池田さん?
あなたは、かなり、活発で、こう、、なんていうか…
パーリーピーポーみたいな感じの人ですね。」と言われた

ぱーりー、ぴーぽー。ですか。

 

確かに人と集まって何かをするのは嫌いではない。が
1人の時間が好きなのも確か。

当たらずとも遠からず、みたいな感じのことを言われた。

 


先生はそっから
「あー、あとねー、貯金はした方がいいですねー」とか
「甘え上手だから、親には甘えなさい」とか

 


もうね、ずーっと
占イズムで話してくる。ノンストップで。

いやいや、私が!今日聞きたいのは!
今後どうしたらいいか、なのだ

 

そう思ってね、満を持して聞きました。
「今後、道を切り開くために何をしたらいいですか?」と。


そしたら、マオリノ先生、「これね」っていいながら

紙に書いてあった文字に、マルをつけた。

 

「墓」って文字だった。

 


まさか、まさかね。「墓」って「ハカ」って読まないよね?

 

万が一、そう読んだとしても
私が知っているあの、お墓のことじゃないよね?って

そう思ってたんだけど。

 

お墓に行きなさい。と。

え?って4回くらい聞き返したんだけど

お休みの日に行くカフェに行く感覚で、お墓に行きなさい

と。

 

おーけーおーけー。

いや、ちっともおーけーじゃない。

 

先生いわく、1年に6回は墓に行け、と。

 


んでね、お墓の前で
「この私が来てやったぞ!」っつー感じでね
アピールをしろ、と。

 

年間通して無理ならば、1日に3カウントとかでもいいと。

 


朝、墓に行って
どっかカフェでお茶して
昼、墓に行って
どっかでランチして
夜、墓に行く

 

こんな感じでカウント3回。墓祭り。
それを ×2回 しろと。

それで今後運気が上がるらしい。

 

いやいや、とんだ肝試しだし
肝も試されすぎで、慣れちゃうでしょー!


って思いながらもね、翌週には墓地に行きました、雨の中。
自分の人生をね、預ける覚悟で
様々な手段でアピッてきた。

 


そしてすでに、6回の訪問は終わってんだけど

運気の上昇はみじんも感じられない

 

 


イケてない
池田の日常

落としたのは金と銀、さあどっち?

ちょっと前にね

ジャニーズの某グループの
コンサートに行く機会がありまして。

 


ジャ、、ニーズですよ、ジャニーズ。
女の子の永遠の憧れ。

 

女子のThe ニーズを鷲掴んでますよね、あれは。

そんなね、自分のニーズには当てはまってなかったコンサートへのね

ちょっとしたお誘いを、、うけたんだけど、この私が。

 

いやいやフレンズ、周りをもう少し見渡して。

 

正直、嵐までぐらいしか分からない私よりも
もっと詳しそうな人とかいたと思う。誘うべき人。

 

そんな中、よくこの右も左もわからないような
初心者に声をかけたなー、と。

 

でもね、今後の人生でジャニーズなんて行くことないかもしれない。

 


自分が晩年になって、虫の息で三途の川を渡ろうとしたときに
川から出てきた女神から
「あなたの落としたのは金のジャニーズ?銀のジャニーズ?」って
聞かれたとして

うわぁ私、人生で一度もジャニーズ経験してなかったわー、つって
「どちらもありません、むしろ落とすほどジャニーズ持ってません」って
モジモジしながら、すごい後悔に包まれて成仏できないかもしれない。

 


てことで、オファーをね、受けて行ってきた。

会場に着いてみるとね、すごい人。人。人。
てか女性ばかり。

 


この世界の半分は男性でできているっていう噂を聞いたことあるんだけど

みじんも男性を感じられないほどの女性率。

 

 

しかも、みんな暑いのか、うちわ持っている人ばかり。
あれ、もしかして、ドレスコードがうちわだったりする?
私、思いっきり手ぶらで来ちゃってんだけど。

 


なんていうのかな。
エヴァンゲリオンに初めて乗るときの碇シンジの気持ちってこんなかな。と。

ここの会場が第3新東京市だったのか、と。

 

そう思ってね、自分と周りのギャップに驚いてた。

 


時刻はまもなく開演。あたりが暗くなる。
巨大スクリーンに、アーティストの映像が流れる

 


その瞬間、進撃の巨人がやってきたのかと思うくらいの
キャーーー!!!って黄色い叫びが聞こえる。

 

私もね
あ、今、キャーって言わなきゃいけないのか!って思ったんだけど
完全に出遅れる。

 


31年もね、生きていると、キャーなんて声は
喉の奥の引き出しにしまいすぎて、すぐには出てこないんだよ、っと。

たとえ巨人が相手でも、この声は冬眠から目覚めないんだ、凝り固まって。

 

しかもまだ映像だよ?本人じゃないんよ?そういうものなの?
ジャニーズのコンサートの楽しみ方、っていうルールを誰か教えてーーー

出だしから完全にアウェイ感。

 

んで、本人たちが登場すると、地鳴りがしそうなくらいの
ンギャーーーーー!!って声とペンライトの光に包まれる。

 


生まれたての赤ちゃんの時よりも、ンギャーしてる人ばかり。
中には本当に泣いている人もいた。
圧倒された。

 


そして、コンサートが始まると今までの自分の価値観とかが覆されることばかりだった

 

ファンの人たち、チームワークがすごい。
みんなスイッチを同じタイミングで変えたりして
ペンライトが同じ色になる

 

あ、キレイ。って本気で思ったし、アーティストの人もきっと
こんな中で歌えるのって気持ちいいんだろうなーと。

 

ジュニア、と呼ばれる小さな子たちも
学校とかあるだろうに、ダンスもしっかり踊ってて
ちょっとした母親の気分になった。涙ぐみながら心からの拍手を贈ったよ。

 

アーティストさんはアーティストさんで
歌ったり、踊ったり、衣装がポーンて一瞬で変わったり
くるくる回ったり、動く舞台に乗ったりして
1秒も休まず働いて、私たちを楽しませようとしていて

初めて人が空中を舞いながら歌うのを見たよ。

 

 

あとね、どの席にいても必ずそこのファンの方向にやってきてくれるの。
ディズ○ーのキャラクターよりもサービス半端ないと思う。
もうね、エンターテイナー。
アカデミーあたりの賞をあげたいくらいだった

 


初めてのコンサート、初めて聴く曲ばかりだったけど
全然退屈しなくて、むしろ楽しんでいる自分がいて


さすが。
ジャニーズに天下を見た気がした。

 

これで私もジャニオタに一歩近づいたかなーて

 


そんな感じでね、一緒に行った子に
いやぁ、ジャニーズのすごさを見たわ。めちゃくちゃ楽しかった。
って感想をね、言ったら

 


えーー目当ての子は見れたのはよかったけど、今日のは、いつもよりは手抜きだったわー。

 

って、私の感想に被せるように完全否定された。

本物のジャニオタって怖い。

 


そして、私はまだまだだ、ということを思い知らされた

女神様に『あなたが落としたのは?』と聞かれて

金のジャニーズです、と胸を張って言える日はまだまだ遠いのだな、とも思った

 

 


イケてない
池田の日常

らぷそでぃーいんブルー

今日も車についての話。

 

20歳の時に
周りの反対を押しきって車の免許取ったんだけど

 

取ったことに満足しちゃって
ペーパーで
運転技術はマリオカートでしか活かされてなかった


んでね、バーチャルの運転で満足しすぎて
更新しなきゃいけない免許をし忘れてて失効しちゃって

 

えっとね、なんらかのハガキは届いていた気はするんだけど

どっか他人事みたいなとこあって
遠くからそっと見守るってゆーか、見守りすぎちゃって
更新まで2ヶ月?まだまだ先だし!があっという間に過去の話になってて

 

ある日ね
友達と免許を見せ合うっていう居酒屋とかでありがちなイベントの時に

私、写真ヒドイよぉー、ホラーだもん!なんてモジモジしながら見せたら

 

友達が、え?って顔してて
これ、、日付、、、切れてない?
っつって

 

写真のヒドさなんかよりも更新日付が過去すぎて

驚いた顔も、ある意味ホラーだったっていうね。

 


そんなちょっとした事故を起こしたもんだから

なんか、免許センターの
説教部屋みたいなところで
2時間くらいにわたり

 

交通安全のしおり、みたいなテキストでの勉強と
大スペクタクルな映像観賞を

恐らく違反したんだなーって感じの
コワモテのお兄さんたちとすることになったりして

 

事故に気を付けよう!みたいな映像よりも

隣に座ったオニイサンがタメ息つきながら

刺青の入った手で
ボールペンの芯を出すボタンを
カッチカッチ出したり引っ込めたりしてるのが気になっちゃって

 

横からの苛立ちをひしひしと2時間まるっと感じながら
いつその苛立ちが爆発するのか
そのペンでいつ刺されてもおかしくないくらいの気迫だったから

 

私も身構えちゃって、緊張感でカッチカチ

 

交通安全よりもこの状況におかれる安全性について
語り合いたいくらいで

 

気付いたら
病院のベッドで目覚めた主人公(事故おこして入院、生死をさまよった)が家族から、

『この子は心配ばかりさせてー』って涙のハッピーエンドだった…っていうね。

 

私も、そんな感じで無事生死の間から解放され
免許も更新されたわけですが

 

取得から10年たった今でも黄金の輝きを手にしてない青い免許です
無事故無違反なのに。
更新しわすれ注意。

 

気になる免許の写真は
失効してしまって焦って取りにいったもんだから

 

ホラー色が増してて
持つだけで呪われて
明日あたり井戸から出てきて枕元に立てそうな感じだった

 

免許更新しにいったら
ホラー的な要素も更新されてたっていう、それだけの話。

 

イケてない
池田の日常

 

ちなみに、一年ほど前から
ちゃんと車は乗っていてペーパーは脱出してます

GTO!GTO!

車の免許を取得して以来

助手席もしくは後部座席専門家であり
無事故無違反のペーパードライバーの名をほしいままにしてたんだけど

1年くらい前に、これが神様のお導き!って感じで
ふと、乗らざるを得ないことになりまして

しぶしぶ乗ってみたら
めっちゃくちゃ楽しくて。


たぶん前世は
「メロスか私か」ってくらいの走り屋だったんじゃないかって
勘違いするくらいハマッてしまって

 

なんで今までマリオカートで済ませてたんだろうって。

世の中とっくに2次元じゃなくて3D、いや4Dの時代なのにだいぶ乗り遅れてた。

 


特にウィンカーを出してるとき(の自分)に
カッコ良さを感じてしまって
それはもう、ゲームにはない臨場感。

赤甲羅なくてもスターがなくても

やっぱりここは
マリオカートにはない
ウィンカーだな、と。
右に行くも左に行くもお知らせしながら思いのまま。

まぁ、その日から趣味の項目の『マリオカート』の次に『ドライブ』てゆー
ちょっとだけアクティブ要素が追加されたワケで。

そんな感じでね、1人で歌いながらドライブするっていうのが習慣化しているんですが。

 

この前も
友達の家からの帰り

 

高速道路がすごく空いてて、前も後ろも車ゼロで
ラッキーラッキーっつって
歌声も思わず大きくなる、オンリーワン・ステージで

若者に人気の、嵐とか聴いちゃって
ジャイアン・リサイタル開催していたんだけど

 

トンネルに差し掛かったときに

けたたましいほどのバイクの音が後ろから聞こえてきた

その音に、ピンときた
あー、これは1台じゃなくて、複数台だな、と。

 

ヴォンヴォヴォブォブォォォンっつって

そう、道路を暴走する団体御一行様がバックミラーに映るのを確認したかと思った瞬間

 

カーチェイスをくぐり抜けた熱き若者集団に取り囲まれて

私の周りだけちょっとしたアルマゲドンになってた

これが、あの鬼塚先生が口酸っぱく言っていた、G・T・O(グレた、ティーンの、追い込み)なの?

右からも後ろからもヴォヴォヴォンってリミックスされて
トンネルの中ということもあり、音が跳ね返って
ちょっとした5.1chサラウンド。
アベノミクスよりもミクスされてるこの空間。

GTOは、音も去ることながら
近くで見ると結構な迫力でさ

横のバイク、、すれ違いざまに
これがあのナポレオンの肖像画?ってくらいのウィリーしてるし。

マリオカート以外でウィリー、、初めてみた。

 

その若者たちは
これがロボットの最終形態です!って言わんばかりに
バイクに背もたれ?つけてみんなオソロコーデしてて

それに、「上等!」とか「○○連合!」とか、各々の思いの丈を文字(主に漢字)にしてて

 

なんならその渦中にいる、私も一員なんじゃないかってくらい
右も左も前も後ろも『夜露死苦』されてた

たしかにね、『私の前世は走り屋なんだと思う!』とか
友達に言いふらしてた

でもさ、あくまで、あくまでもね、それは前世の話だし

 


それに付け加え私は

東京生まれでも
ヒップホップ育ちでも
悪いやつはだいたい友達でもない

むしろ田舎育ち、友達少なめ
ヒップホップよりも
お恥ずかしながら、、こう、お尻の、、ヒップアップの方が興味ある

 

それに私の車、コーディネートとして付いてるの、初心者マークくらいだし
さりげないものだし

連合とかそーゆーの、書いてないけど

 

傍から見たら、友達少なめの私に
いきなり大勢の仲間ができたのかなってくらいの大行進で

それはそれで、アリなのかなって思いながら

 


ちょっとした護衛つきのパレードの中心になって進んでると


バイクの音とはまた別の
火曜サスペンスの犯人追ってるよ的なシーンの

あぶないよーきみたちはすでに包囲されてるよー、的なアナウンス付きで
追跡24時!みたいなパトカーがウーウーしてて

 

どっちかっていうと、今の私の状況が若者に包囲されているっていうか
GTO的に言うと「軍に、取り囲まれた、おばさん」って感じなもんだから

 


どうか!私を!助けて!って、SOS!って
モールス信号っぽく、ここぞとばかりにウィンカーを出してみたんだけど

 


1ミリも興味持たれることもなくって
パトカー、私の横を通り過ぎていって

その瞬間にクモの子が散るように、周りにいた若者たちもスピード上げて去っていった。

私はそのスピードにとても追いつかず、取り残されるし

それと同時に重低音も遠ざかっていく。

 

 

残ったのは、トンネルを照らすライトと、車内に流れる嵐の曲だけ。


GTO的に言うと「ぐずぐずしてたから 取り残されて おひとりさま」

 

イケてない
池田の日常

君の名は?

前の日まで、台風がね
来る、来るって、言ってたのに
予報が狂って、ドタキャンしてきたもんだから

なんかねー、ヤツにも限界が見えてきたんだろね


後のことは頼んだ…ってね、太陽に遺言残したらしく

昨日はね、
暑いくらいに晴れまして。

 

 

そんで私はというと
表参道にね、仕事で行く用事があったからね

 

青空広がるなか
大通りを1人で歩いてたの

 


表参道ってね、人間の勝ち組みたいな
無敵で素敵な方々の聖地、とでも言いますか

 

芸能界へのスカウト的なものも繰り広げられてますし

なんらかの雑誌の撮影なんかもそこらで行われてる。

 

お店もね、どこを切り取ってもオシャレで
GUCCIだの、BVLGARIだの、Diorだの
そりゃぁもうハイブランドが揃いも揃って立ち並んでるのね

 


こんな私でも
GUCCIとか、百貨店の一角にある店舗とかは行ったことあるし
商品とかもね、お目にかかったことはあるんだけど

表参道のは全くご縁がなくて
行ったことがない。てゆーか、怖くて行けない。

 

だってさ、ひとつひとつの建物がブランドの店舗になってるから

そのブランド目当てで入るわけで
入ったら逃げ道ないってゆーか
内戦地に丸腰で行くようなもので
そのまま捕虜にされちまうんじゃないかって。

だから買いもしないのに入る、とか勇気が出ないなーって。

そう思いながら歩いてた。

 

 

表参道は、服を着せてる犬を散歩してるセレブとかいる。
絶対その犬の服、私の今のトータルコーディネートよりお高いんでしょ?って。

 


あとね、すれ違う人達もモデルみたいな人ばかりでね
いい匂い振りまいてるの

自分の周りがちょっとしたパリコレ。


そんな世界の中、歩いてたからね
自分もその世界の住人と勘違いしたんだろうね

 

後ろから男の人の声で『すみませーん』って言われて。

初めは自分のことではないと思ってそのまま歩き続けたんだけど

すみませーん、のアンコールがきたからね

あーこりゃいよいよ私のことかな、って。
なんらかのお声がかかったのかな、って。

 


なんか最近『君の名は。』ってゆー、あんただれ?って、名前を聞いてくる映画とか流行ってるみたいだしね

その映画が『風立ちぬ』とかを超えた、とかヤフーニュースで見たしね

 


だから『私の名前は池田だが』って感じでね、軽く自己紹介でもしてやろうって振り向いてみた。

 

 

そしたら、その男性が『美容師なんですけどー』って言ってきてたんだけど

 

 

男性の目線が私の方を向いてなくて。

私のすぐ後ろにいたキレイめなパリコレモデルに向けられてて。

 

 

要は私ではなかったってことだったんだけど
私も勘違いで終わらせられないくらい
風立ちぬ も、台風も超えるくらいの風速で振り向いてたから

体を引っ込めることができなくて

 

いやぁ、私が振り向いたのは呼ばれたからではないんだよーってことをアピールしたくて


振り向いた先にあった、超ハイブランド、CHANELの店舗に
咄嗟に入ることしかできなかった

そうそう、私、CHANELに用事が~ってね、そんな感じで。

 

 

恥隠しのために入ったCHANEL

初めて入った記念すべき表参道CHANEL

 

 

3回くらいアイロンかけたんだろな、ってくらいのピシッとしたスーツの店員さんに
いらっしゃいませーって弾丸を浴びせられて初めて
自分が戦地へ入り込んだことに気付いて

 

もー全然いらっしゃってません!!
って思って、転がるように逃げ帰った

 

 

イケてない
池田の日常

新幹線のトイレ事情

来ーる、きっとくるー

ってね、貞子よりも台風が怖いんだけど。
どうやらまた台風が来ているようで。

台風のやつ、出番多くない?
もう毎週のようにしつこく欠かさず来てない?

さーて、来週のサザエさんはー?みたいに
来週の台風はー?ってなってない?

 

台風といえば、この前の京都の旅の時も
若干すれ違ったんだけど。

おかげさまで滞在した2日間、どっちも雨だったし。

 

あ、台風よりもしつこい旅日記も今回で最後にするんでね、お付き合いいただければ、と。

 


京都からの帰りの新幹線。

 

 


あたたかみのある京都弁。
風情ある建物たち。
自分の足で踏みしめた名所。
初めて1人で旅した場所。

雨ではあったけど
目に映るものすべてが美しくて、愛おしくて。

 

楽しくて高まりきった想いと
非日常を体験できた土地を離れる寂しさがブレンドされた気持ちで

すでに日も落ちて暗闇に包まれた、窓からの流れゆく景色を見ながらね
これがセンチメンタルってやつなのかな、って
少し涙ぐみながら、新幹線に乗ったんだけど。

 

漏れる溜め息が、吸っては吐いて
自分の肺を30往復くらいしたころかな
もう涙は枯れ果てていたんだけど

 


あ、、トイレに行きたいな、、って思った。

 

出発前に可能な限りトイレ行って搾り出してたのに
このタイミングで…かぁ。
もー、口笛はなぜ遠くまで聞こえるの?とか言う前に
私の頻尿さに、なぜ?と問い合わせたい

しゃーない、トイレ行くか!と思って通路側を見たら
いつの間にか隣におばさまが座ってて。
てゆーか、寝てて。


いやね、ただ寝てるだけならよかったんだけど
テーブルを倒し、その上にハンドバッグを置き
そのバッグを大事そうに抱えながら寝てるの。

わかります?
要は、この先一歩も通させん!状態。
簡易的に作られた密室事件。

どうにか、この溢れだしそうな感情と尿意に
気付いてもらって突破する方法を考えてみた


おばさまを観察してみる。
熱い、熱い、視線を送ってみる
ついでにテレパシーも送ってみる

もーね、全然ダメ。

少し前に美輪明宏が「オーラ」がどーしたこーしたって
一世を風靡していたけど、私はオーラゼロだったよ


分かったことと言えば、(観察によって)おばさまがとってもオシャレなスカーフをしていることくらい。

 

あ!
そのスカーフおしゃれですね~って話しかけてみようか。
私がそのスカーフを首に巻いたら、よだれかけか、首のあせも隠しにしかならないですよ~って。


うーん、まわりくどい。


そうこうしているうちに、「異議あり!」っつって私の膀胱からの激しい訴えが。
もーどんだけ、じゃじゃ馬な膀胱なんだ。

 

おーけー。覚悟は決めた。
ゆっくりと立ってみる。足音で存在をアピールしてみた。
マイムマイム踊れるくらいのステップは踏んでみた。
かなりアピった。


でも得られたのは、他の席の人の視線だけで、おばさまびくともしないの。
これが京都の神社で見た石像かな、ってくらい微動だにしない。

もう、最終手段!
そーっと、おばさまの肩をトントン、してみる。

 

最初からそうすれば良かったんだよね
おばさま、ビクン!ってしたのち、事態に気付いてくれて。
やっと立ってくれた。

 

クララが、、立ったー!
あー、その時の喜びってこんな感じか!と噛みしめる間もなく
我慢の限界が来ていたので、走ってトイレに向かう。


おばさまも待たせちゃいけないし、ね。
ギネス記録作れるくらいの速さで終わらせて戻ってみてビックリした

おばさま、先ほどと同じ体制で寝てらっしゃる…。


え、、っと。トイレに立った相手が戻ってくる可能性について語り合いたい。
今すぐ語らせて。


ブーメランだって、持ち主に戻ってくるんだよ?
ただいま、おかえり、ってなるはず、よね?

でもおばさま、この短時間でまたまたノンレム睡眠の領域で
全く動かない。
私が戻ってきたことに気付かないばかりか、
のびのびと席を占領していらっしゃる

ので、1列前に空いていた席に仕方なく座った。

 


そしたらさー、こーゆーときに限って車掌さんが来るのー
もータイミングが絶妙すぎる!

私たちのいた車両は指定席のとこで。
空いている席っていうのを車掌さんはすべてお見通しなわけで。

空いているはずのところに私が座っているもんだから、ズルしてるって思われ問いただされるよねー

もちろん、目でちがう、ちがうって訴えたけど。
ここでもオーラは発揮されなかった。

クララ(おばさま)よ、もう一度立ってほしい!って思った。

 

 

イケてない
池田の日常