奥のコソ道

池田ですが、イケイケではないです。イケてない方のイケダです

七夕に出会う織姫と彦星

七夕ですね

 

昨日、部屋の模様替えしたんだけど

それが原因で

足とおしりが謎の筋肉痛

使ってないはずの
足とおしりの筋肉の主張が激しめですこんにちは

 

そんな、身体にちょっとした爆弾かかえながら
元気良く出勤したわけなんですが


歩き方とか、かろうじて二足歩行なんだけど
くま?熊なの?ってくらい、のそのそ歩き。

 

幼子にもおばあちゃんにももれなく抜かされる

右足出せば痛くて
左足出せば痛くて


どっちかの足を出せば、
『一人じゃぁないからぁ!私がキミを守るからぁ』ってどこかの歌詞のように
もう片方の足がかばうし、


私の両足がね
かばい合い状態、相思相愛。
まぁ、かばいきれてないんだけど

 

いつもの階段を上ってるはずなのに
周りからはヒマラヤあたりの山脈を登るク(ライ)マーに見えてたはず。

 

ラッシュの通勤電車の中でも
何かしらどっかしらに寄りかかりたい
支えられたい
の想いが強くて

今日ばかりは、ぎゅうぎゅうの人の
ありがたさまで感じてしまった
人と人に挟まれて身動きできないくらいでちょうどいい

 

そんななか

途中駅に着いたとき
すし詰め状態の車内に更に人がのってきた

 

もう足もおしりもパンパンな私と
もうこれ以上乗れないよってくらいパンパンな電車

ゆっくりと発車してくれたまでは良かったんだけど

ガタンって揺れた瞬間
人の重みがおしよせてきた

 


おっと!っつって
軽いイナバウアーをきめる

って思ってたんだけど

なんせ、足がね
いつもみたいに踏ん張ってられなくて

ぐらぁーってバウアーが崩れた瞬間をみたよ

 


その直後、視界が低くなった

ストンって。
すごくきれいにストンって。

どこかに落ちた

 

 

もう東京五輪出れるよねってくらいの高得点でね

銀座線車内が五輪会場だった

周りの観客(乗客)もね、唖然

私の着地先がね、
椅子に座ってたオジサンの膝の上だった

オジサンの上に池田
オン ザ イケダ

 


椅子、オジサン、池田の順番に
同じ形を描いて
まさかまさかのシンクロ率

満員電車の無意識な壁ドンとか
(圧迫による)息のできない苦しい想いとか

 


恋心に似た経験はたくさんしてきたけど


これは、、初めて。

 

これが、織姫と彦星の出会い?

 

 

 

渦中の私といえば
頭の方に血液が上がっていくのがわかるし

 

 

すぐに立ち上がろうとしたの
手を伸ばしてつり革掴もうとしたの

 

でもなんせそこは満員電車

 


床は踏み場なし
つり革も売り切れ

腕とか伸ばして
つり革に向かってヒョイヒョイしてるのが

やった!やった!って
五輪体操選手の決めポーズみたいにすらなってしまった

 

 

次の駅までの2分くらい?が、これほどまでに長く感じたことはなかったな

早く着けって祈るしかできなかった

 


だれかー!私が入る穴を掘ってくれ、、と言いたかった
叫びたかった

 

山田孝之が世界の中心で叫びたかった気持ちがわかった気がした

 


次の駅に着いたとき
もうおじさんに平謝り
土下座の勢い

 

ははは、しょうがないよね、、ははは

乾いた笑いで許してもらえた

 

イケてない
池田の日常