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奥のコソ道

池田ですが、イケイケではないです。イケてない方のイケダです

新幹線のトイレ事情

来ーる、きっとくるー

ってね、貞子よりも台風が怖いんだけど。
どうやらまた台風が来ているようで。

台風のやつ、出番多くない?
もう毎週のようにしつこく欠かさず来てない?

さーて、来週のサザエさんはー?みたいに
来週の台風はー?ってなってない?

 

台風といえば、この前の京都の旅の時も
若干すれ違ったんだけど。

おかげさまで滞在した2日間、どっちも雨だったし。

 

あ、台風よりもしつこい旅日記も今回で最後にするんでね、お付き合いいただければ、と。

 


京都からの帰りの新幹線。

 

 


あたたかみのある京都弁。
風情ある建物たち。
自分の足で踏みしめた名所。
初めて1人で旅した場所。

雨ではあったけど
目に映るものすべてが美しくて、愛おしくて。

 

楽しくて高まりきった想いと
非日常を体験できた土地を離れる寂しさがブレンドされた気持ちで

すでに日も落ちて暗闇に包まれた、窓からの流れゆく景色を見ながらね
これがセンチメンタルってやつなのかな、って
少し涙ぐみながら、新幹線に乗ったんだけど。

 

漏れる溜め息が、吸っては吐いて
自分の肺を30往復くらいしたころかな
もう涙は枯れ果てていたんだけど

 


あ、、トイレに行きたいな、、って思った。

 

出発前に可能な限りトイレ行って搾り出してたのに
このタイミングで…かぁ。
もー、口笛はなぜ遠くまで聞こえるの?とか言う前に
私の頻尿さに、なぜ?と問い合わせたい

しゃーない、トイレ行くか!と思って通路側を見たら
いつの間にか隣におばさまが座ってて。
てゆーか、寝てて。


いやね、ただ寝てるだけならよかったんだけど
テーブルを倒し、その上にハンドバッグを置き
そのバッグを大事そうに抱えながら寝てるの。

わかります?
要は、この先一歩も通させん!状態。
簡易的に作られた密室事件。

どうにか、この溢れだしそうな感情と尿意に
気付いてもらって突破する方法を考えてみた


おばさまを観察してみる。
熱い、熱い、視線を送ってみる
ついでにテレパシーも送ってみる

もーね、全然ダメ。

少し前に美輪明宏が「オーラ」がどーしたこーしたって
一世を風靡していたけど、私はオーラゼロだったよ


分かったことと言えば、(観察によって)おばさまがとってもオシャレなスカーフをしていることくらい。

 

あ!
そのスカーフおしゃれですね~って話しかけてみようか。
私がそのスカーフを首に巻いたら、よだれかけか、首のあせも隠しにしかならないですよ~って。


うーん、まわりくどい。


そうこうしているうちに、「異議あり!」っつって私の膀胱からの激しい訴えが。
もーどんだけ、じゃじゃ馬な膀胱なんだ。

 

おーけー。覚悟は決めた。
ゆっくりと立ってみる。足音で存在をアピールしてみた。
マイムマイム踊れるくらいのステップは踏んでみた。
かなりアピった。


でも得られたのは、他の席の人の視線だけで、おばさまびくともしないの。
これが京都の神社で見た石像かな、ってくらい微動だにしない。

もう、最終手段!
そーっと、おばさまの肩をトントン、してみる。

 

最初からそうすれば良かったんだよね
おばさま、ビクン!ってしたのち、事態に気付いてくれて。
やっと立ってくれた。

 

クララが、、立ったー!
あー、その時の喜びってこんな感じか!と噛みしめる間もなく
我慢の限界が来ていたので、走ってトイレに向かう。


おばさまも待たせちゃいけないし、ね。
ギネス記録作れるくらいの速さで終わらせて戻ってみてビックリした

おばさま、先ほどと同じ体制で寝てらっしゃる…。


え、、っと。トイレに立った相手が戻ってくる可能性について語り合いたい。
今すぐ語らせて。


ブーメランだって、持ち主に戻ってくるんだよ?
ただいま、おかえり、ってなるはず、よね?

でもおばさま、この短時間でまたまたノンレム睡眠の領域で
全く動かない。
私が戻ってきたことに気付かないばかりか、
のびのびと席を占領していらっしゃる

ので、1列前に空いていた席に仕方なく座った。

 


そしたらさー、こーゆーときに限って車掌さんが来るのー
もータイミングが絶妙すぎる!

私たちのいた車両は指定席のとこで。
空いている席っていうのを車掌さんはすべてお見通しなわけで。

空いているはずのところに私が座っているもんだから、ズルしてるって思われ問いただされるよねー

もちろん、目でちがう、ちがうって訴えたけど。
ここでもオーラは発揮されなかった。

クララ(おばさま)よ、もう一度立ってほしい!って思った。

 

 

イケてない
池田の日常