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奥のコソ道

池田ですが、イケイケではないです。イケてない方のイケダです

私にとっての運気が上がる場所

自分のことなのに

自分でもどうしたらいいか、わからない

自分の道なのに

どう進んでいいのか、わからない

 

 

そんな人生の迷い子としてね
デパートで館内アナウンスされてもいい

かなりの迷子なんだけど

同僚とね、仕事帰りに
ふと、占い屋さんの前を通りかかったからね

 


人生に迷うことに飽きた私たちは
師匠ー!なんかアドバイスをー!っつってね

 

もう転がるように入りました。閉店間際の占いの館に。

 

やってる?(のれんチラリ)って。

てか、電気も半分消されてたし
ほぼ閉店してて、全然やってなかったんだけど。

私たち、お店の扉も心の扉も
思いっきりこじ開けちゃったんだけど。

 

慌てて電気を付けようとする占い師に 「暗い方が、なんてゆーか…雰囲気でるんで、このままでお願いします」って
そっと、言ってみた。

 

オーダー通り、間接照明もここまで間接的か!ってくらいの薄暗い中
占い師が咳ばらいをしながら 「こんばんはー、マオリノでぇす」
って名刺を渡してきた

 

えーと、、私もね、人のことは決して言えないけど

占い師さんのね、顔立ち的に思いっきり産地日本て感じなの
全然マオリノってないの。

何人なの?って口が滑りそうになったし
マオさんなの?リノさんなの?って思ったんだけど

どーやら占い師の芸名みたいな感じらしい。

なるほど、と。

 

んでマオリノ先生、目の前に
大事そうな水晶を丁寧に出しながら
「さて、今日は何をみますか?」と言ってきたので
自分の方向性を迷っていること、を赤裸々に伝えた。


「じゃーここに名前と生年月日を書いてねー」って
言われるがまま書くと、
先生が、なんだかブツブツと言い出して

白い紙にいろいろな文字を書きだした

 


何を言われるんだろう…と
かなり、、ドキドキしながら
先生の顔を見た

 

これまで薄暗くて、よく見えてなかったけど
先生のまつ毛がね、たぶんつけまつ毛なんだろうけど

それで空を飛ぶつもり?ってくらい
羽ばたいているの。
バタフライまつ毛。
アシタカが迷ったって噂の、もののけの森が、目から出ている。

 


あとね、口紅が、、オリジナルの口よりも1.5倍増量されているというか
はみ出している、というか。
はみ出し刑事の柴田恭兵もそこまで はみ出てなかったよ?ってくらいの、はみ出し感。

先生の顔の各パーツの主張が強め。

 


まぁ、電気付けないでほしい、って言った手前
自己責任ってゆーのは認めるけども
薄暗いからね、若干ホラー要素が高めになってた。占いする場所なのに。

 


もうね、そっちがすげー気になっちゃって
きっと同僚も同じ気持ちでしょ?って横を見たんだけど
全然お構いなしに先生の言っていることに
うなずきながら聞いている風。

私だけ、負のスパイラル。

 

 

そんな感じの空気を遮るように、先生がやっと話し始めた。 「えー、、と池田さん?
あなたは、かなり、活発で、こう、、なんていうか…
パーリーピーポーみたいな感じの人ですね。」と言われた

ぱーりー、ぴーぽー。ですか。

 

確かに人と集まって何かをするのは嫌いではない。が
1人の時間が好きなのも確か。

当たらずとも遠からず、みたいな感じのことを言われた。

 


先生はそっから
「あー、あとねー、貯金はした方がいいですねー」とか
「甘え上手だから、親には甘えなさい」とか

 


もうね、ずーっと
占イズムで話してくる。ノンストップで。

いやいや、私が!今日聞きたいのは!
今後どうしたらいいか、なのだ

 

そう思ってね、満を持して聞きました。
「今後、道を切り開くために何をしたらいいですか?」と。


そしたら、マオリノ先生、「これね」っていいながら

紙に書いてあった文字に、マルをつけた。

 

「墓」って文字だった。

 


まさか、まさかね。「墓」って「ハカ」って読まないよね?

 

万が一、そう読んだとしても
私が知っているあの、お墓のことじゃないよね?って

そう思ってたんだけど。

 

お墓に行きなさい。と。

え?って4回くらい聞き返したんだけど

お休みの日に行くカフェに行く感覚で、お墓に行きなさい

と。

 

おーけーおーけー。

いや、ちっともおーけーじゃない。

 

先生いわく、1年に6回は墓に行け、と。

 


んでね、お墓の前で
「この私が来てやったぞ!」っつー感じでね
アピールをしろ、と。

 

年間通して無理ならば、1日に3カウントとかでもいいと。

 


朝、墓に行って
どっかカフェでお茶して
昼、墓に行って
どっかでランチして
夜、墓に行く

 

こんな感じでカウント3回。墓祭り。
それを ×2回 しろと。

それで今後運気が上がるらしい。

 

いやいや、とんだ肝試しだし
肝も試されすぎで、慣れちゃうでしょー!


って思いながらもね、翌週には墓地に行きました、雨の中。
自分の人生をね、預ける覚悟で
様々な手段でアピッてきた。

 


そしてすでに、6回の訪問は終わってんだけど

運気の上昇はみじんも感じられない

 

 


イケてない
池田の日常